シミの予防をすることは比較的簡単なことですが、できてしまったシミを消すことはとても難しいことです。ですので、日頃から紫外線対策をしっかりと行って日焼けをしないように気をつけることが大切です。SPFの数値が高い日焼け止めを選んだり、日焼け止めをこまめに塗りなおしたり、つばが広くUV加工がされている帽子をかぶったり、日傘をさしたりして肌を徹底的に守りましょう。紫外線が降り注ぐのは真夏に限ったことではありません。 3月頃から徐々に紫外線量は増え始め、5~8月頃にかけてピークとなります。そして、10月頃まで紫外線量が多い状態が続きます。油断せずに対策を行いましょう。規則正しく健康的な生活習慣を心がけたりスキンケアをしっかりと行ったりして日焼けしにくい肌環境をつくるということも大切です。 日焼けをしてしまった場合は、ビタミンCなどの抗酸化作用が強い成分を摂取してメラニンの色素沈着を抑制してシミをつくらないようにしましょう。しかし、そのような対策を行っていてもシミはできてしまいます。そんなときはクリニックを受診して効果的な治療を受けるのが有効な方法です。治療方法としては、レーザー治療やケミカルピーリングや飲み薬や塗り薬の処方など様々です。 塗り薬として処方されるのは、高濃度でハイドロキノンが配合されているものです。ハイドロキノンは市販のスキンケアアイテムなどにも配合されている美白成分ですが、クリニックで処方されるものに比べると濃度が低く思うような効果が得られません。ですのでクリニックで処方してもらうのがおすすめです。